東日本大震災では、くらしを一変させる自然災害の恐ろしさを改めて思い知らされました。
パナソニックホームズの住宅は、繰り返し発生する地震にも負けない耐震性能を発揮する
安全・安心の住まい。
とはいえ、いざという時に被害を最小限に抑えるためには、普段の備えや緊急時の適切な対処が重要です。
地震対策の基本を、防災知識の普及活動を行う財団法人 市民防災研究所にお聞きしました。
自分やかけがえのない家族のいのちと、資産を守るために。今一度、確認しておきませんか。
監修/財団法人 市民防災研究所(東京都) www.sbk.or.jp
地震への備えやもしもの時にどんな行動を取るべきか、家族で日頃から話し合っておきましょう。
地域の防災マップを参考にしたり、防災訓練に参加するのも防災意識の向上に役立ちます。
各自治体では、災害時の住民の避難場所を指定しています。お住まいの地域の避難場所はどこかを必ず確認しておきましょう。自宅から避難場所までの途中でケガをしないように、一度は避難経路を家族で歩いて安全かどうかのチェックを。ひとつではなく複数のルートを決めておくと安心です。
ガス漏れや復旧時の通電による火災などが起こる可能性も。いざという時に速やかに消火できるよう、家族で消火器の使い方を覚えておきましょう。
例えば毎月1日を防災会議の日と決めて、家族で災害時の対応について話し合う機会づくりを。揺れたらどう行動すべきか、連絡方法の優先順位の取り決め、避難経路、集合する避難場所なども確認し合いましょう。懐中電灯やラジオの電池交換、非常用持ち出し袋の中身も忘れずにチェックを。
家族や親戚、友人、会社、学校、かかりつけの医院など、わが家の関係先の電話番号をリストにしておきましょう。手帳や携帯電話のアドレス帳が見られない時に役立ちます。また、家族が離れ離れの場所で被災した時に備えて、非常時の連絡方法や優先順位を取り決めておけば、安否確認も迅速にできます。
毎月1日・15日、防災週間(8/30〜9/5)などには、災害用伝言ダイヤルや伝言板の体験利用ができます。一度家族で体験し、使い方を知っておくと安心です。
ガイダンスにしたがってメッセージを録音すると、家族など他の人が内容を聞くことができます。ほとんどの固定電話や携帯電話から利用可能です。
携帯電話のインターネット接続サービスを利用して自分の安否状況を登録すると、他の人がその情報を閲覧することができます。パソコンからも利用可能です。
例)NTTドコモ iモード