※各部の構造、お手入れは、メーカー、タイプによって異なります。
壁や床、天井・カウンター・ドア・窓まわりの継ぎ目などに使われている
シーリング材や目地材、パッキンなどはカビが繁殖しやすいところ。
カビが奥にまで浸透して黒や茶色になってしまうと、
完全に取り除くことはできません。
@浴室用洗剤(中性)とスポンジなどで軽くこする。
・歯ブラシなどで、強くこすらないでください。
A十分洗い流し、からぶきする。
「ピンクヌメリ」とは?
ヌメリは微生物の集合体です。なかでも、浴室でよく見られるピンクヌメリは「カビ」ではなく、カビと同じ真菌の一種「酵母」で、「ロドトルラ」という種類が原因です。 酵母はカビと比べて増殖スピードがとても速く、「ロドトルラ」は数日でピンク色に見えるまでに増殖します。
@カビ取り用洗剤をつけて、数分おく。
A洗剤が残らないように洗い流し、からぶきする。
・お手入れ中は換気をしてください。
※カビ取り用洗剤でも取れない場合は、
パッキンの交換やシーリング材の取り替えをおすすめします。
カビは20〜30℃の温度、70〜95%の湿度、そして石鹸カスや人間のアカなどの栄養分がそろった浴室を最も好みます。しかし湿度を抑えられると繁殖は難しくなります。浴室をドライにしておくこと、たまり水を少なくすることがカビを生えにくくする必要条件です。石鹸カスや身体から落ちる皮脂汚れは時間がたつとこびりついて落ちにくくなり、やがてカビの原因(栄養分)となります。風呂上がりに壁や床にシャワーをかけ、汚れを洗い流すのはカビをはえにくくするのに効果的です。