※各部の構造、お手入れは、メーカー、タイプによって異なります。
木の床もお肌と同じ。キズ、乾燥、日焼け、シミに気を付けて。表面の塗装剤が
フローリング材の健康を保っていますので、塗膜の定期的なメンテナンスが必要となります。
日常は乾いたモップや雑巾でのから拭きで十分です。掃除機では取りにくいホコリなどが取れ、
床の美しいツヤを保つことができます。
から拭きでは落ちない汚れは、雑巾を濡らし固く絞ってから、拭き取ります。
また中性洗剤などは汚れに応じてご使用ください。
フローリング表面のごみ・ホコリを取り除く。
掃除機や乾式フロアワイパーなどを使用してごみやホコリを取ります。
化学雑巾や化学モップの使用はお避けください。ワックスが変色することがあります。
固く絞った雑巾などで湿り拭きを行い、汚れを取り除く。
掃除機などで取りきれなかった土埃や汚れを水で固く絞った雑巾などで拭き取ります。
ゴシゴシこすらず一定方向に拭くのがコツです。
※床を濡らしすぎるとフローリングを傷めるおそれがあるので、湿る程度に拭いてください。
※また、床を濡らす頻度が高いとひび割れを起こすおそれがあるので注意してください。
湿り拭きでは取れない汚れは床用中性洗剤を使って取り除く。
人の皮脂や調理油煙などの油汚れは、水では落とせないため、床用中性洗剤を使用して湿り拭きを行います。
またこのときにスリッパの底面を拭いて汚れをとると、ワックスが長持ちします。
※洗剤で床を濡らしすぎると膨れの原因になります。
仕上げの湿り拭きを行い、洗剤成分を必ず取り除く。
洗剤成分が残っていると汚れが付きやすくなるので、湿り拭きをして拭き取ります。
※研磨力のあるスポンジパッドは床を傷つけるおそれがあります。
汚れを取り除きます。
乾いたモップや雑巾で汚れを取ります。汚れが残っていると、ワックスがきれいに塗れない場合があります。
ワックスがけの頻度は半年に一度が目安。天気の良い日に行ってください。
水性樹脂ワックスを使用。
水性樹脂ワックスは塗りやすく、乾くのも早い上、塗った後のから拭きも不要です。手軽に塗ることができます。
部屋の隅から、均一に塗る。
木目にそって、薄くムラなく塗ります。モップは毛足の短いタイプが塗りムラが出にくく
比較的きれいに仕上がります。
完全に乾かします。
乾く前に床の上を歩いたり家具を動かしたりすると、塗りムラができたりツヤがなくなったりします。
ワックスが乾くまで風通しをよくして待ちましょう晴れた日の場合、夏場で約30分、
冬場で約60分を目安にしてください。
本体の電池式コテ(ホットナイフ82006)は、スイッチをONにいれ白いボタン部分を押すと先端部の金属部が熱くなります。
ハードワックスを電池式コテで溶かしてキズ個所を埋め各色のハードワックスで色を調色します。
※修繕後、両面コーディング(フローリングや艶調整材)などを使用されると、補修箇所の保湿効果が得られます。
補修する箇所に一番近い色のハードワックスを5色の中から選び、電池式コテでハードワックスを山盛りになるように溶かし、キズを埋めます。
付属の赤いヘラ(ゴシゴシスクレーバー)のギザギザ部で平らに刷ります。さらにヘラで刷り、表面を平らにします。色が合わない場合は@Aの作業を繰り返します。
最後にスチールウールで補修個所を軽く刷り、傷の調整をします。
補修個所の「木目すき」「輪郭消し」として使用するスティックタイプの顔料系着色剤。
着色家具や建具などの角、書面の色落ちや浅いスリ傷の補修が簡単に行えます。
※ブレンダルスティックでの仕上がりでは着色が取れやすいので、(フローリングワックスや艶調整材)などをおすすめします。
フローリング補修には適していません。
薄いスティック色から順に傷に塗りこむように着色していきます。
木目や色の濃い部分には濃い色のスティック色で着色します。
指で擦りぼかしながらまわりの色となじませます。